長野県の木曽に路線を持つ、おんたけ交通の車両が本日のお題。
2006年に離脱しましたが、長らく名鉄系列の事業者でした。
ゆえに車両は三菱ばかりですが、エアロスターは三菱ではなく呉羽を架装していたのが特徴です。
・おんたけ交通 三菱P-MP218M +呉羽 1999年3月 長野県木曽郡木曽福島町
画像は1988年11月式の車両です。
前後折戸で2段サッシ窓という点も含め、名鉄の車両とは印象が大きくことなります。
ただ、全般的に大型は少なく、中型が多かったように思います。
(なにせ、このあと、おんたけ交通には行ってないので状況がよくわかりません・・・)
一方、当時、名鉄グループ外からの移籍車両も数台在籍していました。
・(上)おんたけ交通 三菱P-MP218M +呉羽
・(下)おんたけ交通 三菱P-MP218K +三菱 ともに1999年3月 長野県木曽郡木祖村(薮原)
上は、もと京阪バスのエアロスターK。自社発注車が上記仕様であるため、銀サッシであることを除けば、あまり違和感はありません。もう1台、もと京都定観予備車だったMP618Mも在籍していましたが、こちらは撮影はできませんでした。
一方、下は、もと東京都交通局のエアロスターM。普通の名鉄グループとは逆に、三菱製のほうが特異な存在となっていました。なお、
同じ名鉄系列の豊橋鉄道にも同型車が移籍しています。
この2台の撮影には、ちょっとしたエピソードが。
おんたけ交通は木曽福島を本拠地としており、路線もその多くが木曽福島を起点としています。そこでムーンライトながらで名古屋へ行き、中央西線のスキー臨時列車に乗り換えて木曽福島へ向いました。
そして、この移籍車を狙ったものの、一向に来る気配無し・・・・。
あきらめて、松本方面へ移動するため中央西線の普通(思えば、もと「みすず」用の169系でした)に乗りました。そして3駅目の薮原駅に差し掛かると、この2台が停まっているではないですか!
「ああ、なんてこった」と思っていると列車は中線に停車。そうです、特急の通過待ち。
7分停車ということで、猛ダッシュでバスを撮影して、無事列車に帰ってきました。
ちなみに、道路に面して数台の駐車スペースがあるだけですが、ここはれっきとした営業所です。
※2015.10.5 画像を交換しました。