今から15年前の9月。
別府鉄道土山線の廃線跡を、うだるような暑さの中、歩いていました。
途中、中野駅跡附近で、有蓋車(ワ124)の廃車体を見つけて、こんな写真を一枚、
撮影しています。
しかし、私の目はすぐに、貨車の左手奥にあった、「あるモノ」に釘付けになりました。
それは、新交通システムの廃車体群でした。
ご存知の方も多いと思いますが、ここに兵庫県を地場とする某メーカーの工場があります。
その裏手に放置されていた、試作車のものです。
とりわけ目を引いたのが、これです。
・・・・はい、西鉄大牟田線の特急電車 2000形の色をした車体が転がっていました。
しかも窓枠を含めて銀色という点まで、西鉄電車の特徴そのままです。
これは、果たして、なんだったのでしょうか?
そういえば、2000形もこの会社でつくらていますね・・・
・いずれも1994年9月 兵庫県加古郡播磨町内にて