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700mmの窓
2009年 12月 09日
羽後交通キハをベースに作成した、福島交通飯坂線のモハ1211です。 福島電鉄が1950年代に製造した一連の15m級電車のひとつで、路面電車の如く両端に寄った客用ドアとずらり並んだ側窓が特徴です。 模型は、700mm幅窓×13枚にヒントを得て作成したもので、側面の切り継ぎはゼロというのが、売り?です。 屋上のベンチレータはGMの地方私鉄電車用の小型ガーラントベンチレータを使っています。 車体の塗装は、京急バーミリオンと国鉄クリーム1号。ナンバーは丁度いいものがないので、現在のところ付けておりません。 下回りは、鉄コレの15m級動力が入手困難・・・。 仕方がないので、以前、延長改造したものを組み込んだ、ことでん1300に、新たに18m級動力を充当し 捻出したものを、再度短縮して使いました。まあ、どのみち15m級のままでは使えないのですが。 床下機器は何も考えず、鉄コレ15m級用をそのままつけています。 そのうち、広窓車とサハを連結した3連にしたいのですが、どうなることやら。 むしろ、紀州鉄道のキハ605といったほうが通りはいいでしょう。もとは常磐炭鉱の車両です。 ちょっとオデコのカーブが足りなかったのが反省点。 車体色は1960年代の塗装の情報に基づき、国鉄クリーム1号と国鉄ぶどう色2号の組み合わせです。 色味はどんな感じだったのか知りませんが、まあ実物を見た人も少ないでしょうから・・・・。 下回りは12m級動力が手に入らなかった(こんな話ばっかり)ので、Bトレ用を延長の上で使用しています。 本当は、これでは軸距が若干短いのですが、なんとか菱枠の台車を貼り付けて誤魔化してあります。 実はこの車両、ちょっとしたミスをしでかしまして・・・ 戸袋窓の改造をするのを忘れており、2段窓のモールドそのままになっています。 しかも、それに気がついたのは、記事を書いている途中という体たらく。 さて、地方の非電化私鉄には大概キハ41000もしくはその亜流の車両が入線しているもの。 前回の東野につづき、ほぼ塗装変更しただけの車両をペアで作成しました。 縦の雨どいなし、木製ドアでオデコライトなので、北陸鉄道キハをベースにしました。 荷台からテールライトをそぎとり、車体に移設したほかは製品のまま。 今のところ、こちらには動力が入っておりません。 前面は4枚とも桟入りなので、前回の改造で余った遠州鉄道キハのものを塗り替えて使いましたが、細いモールドを塗り分けるのは至難の業でした。 それにしても、個人的にこの北陸鉄道キハは縦の樋がなく、また木製ドアであることから、利用価値の高い車両だと思っています。既に3両が化けましたが、まだまだ構想はいろいろあります。 10弾はいろいろできそうです。 次は、またしても羽後交通キハに、前回の東野キハ501作成で余った前面、そして今回の岡山臨港キハ1003作成で余った屋根を利用して、最北のトロリーラインの電車を作成しようと思っています。 ここにもキハ04の譲渡車がいたので、それも作りたいですね。
by hiro_hrkz
| 2009-12-09 01:27
| 模型・神奈電・架空の鉄道
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Comments(5)
製品のキハ04も一枚落とし窓に段が付いているから気にしないw
遠鉄車は運転室が自動ドア化で全室化(全幅化が適当かな?)された時に 座席を撤去した部分も落とし窓になっているのに気付いたのはつい最近です。
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hiro_hrkz at 2009-12-18 01:14
>>So what?さん
写真を見直してみました。 あああ、たしかに、一段窓で桟入りですね。 これは気がつきにくい! まあ、両運転台車を片運転台車で発売したようなのもありますし・・・。 それに比べればカワイイものですね。
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Fumiya
at 2015-07-06 03:41
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岡山臨港鉄道キハ3001、大変よくできていますね。
私は常磐炭鉱のあった福島県いわき市のものです。キハ21時代の塗色ついて、何か情報をお持ちでしたら教えていただけないでしょうか。模型製作の際の参考にさせていただきます。 突然で大変申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
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hiro_hrkz at 2015-07-08 00:26
>> Fumiyaさん
手許の本を見てみましたが、常磐炭鉱キハ21に関しては非常に資料が少なく、湯口徹氏の著作(RMライブラリ87 戦後生まれの私鉄機械気動車)があるだけでした。その中にも塗装の記述は無く、唯一、「常磐地方の鉄道」を書かれた、小宅幸一氏所蔵の白黒の写真が掲載されているのがヒントになる程度かと思います。それからは、明るい色と濃い目の色のツートンであったことは想像できますが、それ以上はなんとも言えない・・といったところです。
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by
Fumiya
at 2015-07-08 22:53
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