長崎市周辺をナワバリとするのが、その名もずばりの長崎自動車(通称・長崎バス)。
地理的な要因もあってか地方のバス会社では元気なほうで、
過去には関東地方の事業者に車両が移籍していたこともあります。
車両はいすゞ勢が圧倒的ですが、他に日野・三菱もあり、それも特徴ある車両が在籍しています。
そんなわけですが、長崎市街で私の興味の対象となるのはやはりどうしても路面電車となってしまい
バスはついでに撮影するだけ・・・でした。
しかし、今回はバスがメイン。西浜町ではなく中央橋交差点でバスをいろいろと撮影してみました。
# そういえば、いつの間にか、中央橋の歩道橋は撤去されていたのですね。
・長崎自動車 日野KC-HT3KPCA +西工96MC 2010年5月 長崎県長崎市(中央橋)
長崎バスの日野+西工は長尺車が多い模様。
しかも「坂のある町」ゆえなのか高出力車で、比較的個性的な仕様だと思います。
2段窓は以前紹介した大分バスの車両同様の拡大仕様のため、日野+西工にありがちな腰高感はありません。
・長崎自動車 三菱KL-MP35JM +西工96MC 2010年5月 長崎県長崎市(中央橋)
一方、こちらは三菱MPへの架装例。
ワンステップ車となり扉配置は前中ワイドドア。塗装も一新されました。
それでも、特徴ある側面の「長崎バス」の書体は受け継がれているのが嬉しいところ。
KL-MP+MBMと同様に屋上に冷房のコンデンサを載せてます。