ジェイアール四国バス いすゞKC-LV280L +西工96MC
四国のバス会社というのは、どういうわけか移籍車の導入数が皆無または少数にとどまっています。
その中で、一般路線車の殆どを移籍車で賄っているのがJR四国。
もともと路線数が少ないですので、これで理にかなっているのでしょう。
・ジェイアール四国バス いすゞKC-LV280L +西工96MC 2013年4月 愛媛県松山市
画像はもと大阪市交通局のLV。これまた、四国に限定すれば珍しい西工ということになります。
96MCの国鉄カラーというのが新鮮ですね。
松山に2台が配置され、高知松山急行線で運行されています。
同線は、かつて都市間バス「なんごく」が運行されていたものの、高速道路開通に伴い、2002年9月に廃止され、現在は愛媛県側の松山駅~落出(おちで)が細々と残っているに過ぎません。
そういえば国鉄時代、この終点、落出からかつて分岐していた八釜支線に「ごうかく」と「大成(おおなる)」いうバス停があって、かつて縁起きっぷ「落出(落ちないで)→ごうかく→大成(たいせい)」なるものも売り出されてました(久万高原町営バスに代替された現在でも売られている模様)。