徳島市営バスから、本日はP-のキュービックバスを幾つか。
昭和58年排ガス規制(P-)の初頭まで、徳島市交は4メーカーを大型主体で導入していました。
・徳島市交通局 いすゞP-LV214K +IK 1999年4月 徳島駅前
うち、いすゞは軸距4.67m級のショートオーバーハング車を採用しています。
エアサスで、とくに1986年?あたりから後に導入された車両は、中扉の下半分にも窓があるのが特徴です。これは同局では標準となり、仕様は以降KC-に至るまであまり変化がありませんでした。
・徳島市交通局 いすゞP-LV314K +IK 1999年4月 徳島駅前
徳島市営バスも、1990年代後半になると、移籍車輛を導入します。
まず入ったのは、もと大阪市交通局の車両。側面の窓サイズが等幅となっていることですぐにわかりますね。前中扉を標準とする同局では珍しく前後引戸の車両となりました。
・徳島市交通局 いすゞP-LV314K +IK 1999年4月 徳島駅前
・徳島市交通局 いすゞP-LV314K +IK 2008年7月 徳島駅前
・徳島市交通局 いすゞP-LV214K +IK 2008年7月 徳島駅前
結局のところ、大阪市営からの移籍車は続かず、ここにも東京都交通局から移籍車が相次ぐことになります。年式の違いから、中引戸とワイドドアの2種類、さらに都市新バス用だったエアサス車も入っています。
いずれも、側面の方向幕を中扉の後ろに移設しており、これにより中引戸の車両は、オリジナルの車両とくらべて違和感のない外観となりました。のちに、いずれもLED式に交換しています。
この後も、移籍車は数事業者から入りましたが、結局長続きせず、一時的なもので終わりました。