伊豆箱根鉄道グループのバスがノンステップ化に踏み切るのは1999年8月のこと。
前年11月に運行を開始した、沼津市南北循環「ビーバス」用に2台が投入されました。
・伊豆箱根バス 日デKK-RM252GAN +西工 2011年4月 沼津駅(静岡県沼津市)
丁度、日デが中型車のノンステップ車を発売した後であり、日デが多数を占める同社はこれを採用しました。
時期的には平成6年排ガス規制(KC-)と平成10年排ガス規制(KK-)の境目になりますが、伊豆箱根の車両は後者になりました。
仕様は、前面1枚窓ガラスを持つ標準的なスタイルに、中扉はグライドスライドドアに車椅子対応のスロープ板装備というもの。この頃のノンステップバスではありがちなものですね。
・伊豆箱根バス 日デKK-RM252GAN +西工 2009年12月 沼津駅(静岡県沼津市)
・伊豆箱根バス 日デKK-RM252GAN +西工 2008年8月 三島駅(静岡県三島市)
その後、このタイプは一般用にも続々と増備されてゆきます。
最初はグライドスライドドアでしたが、後に引戸になる点も、ありがちな変更点ですね。