サンデン交通 いすゞKC-LT233J +IBUS
中国地方の事業者には、9m大型車を保有する/した事業者が多くありますが、その事情は各社でマチマチでした。
山口県のサンデン交通の場合、従来は大型車を導入していましたが、これが1993年を最後にストップします。
以降、中型が少しづつ入ったあと、1998年に10台の9m大型が導入されます。少しでも収容力のある車両を・・という選択の結果だったのでしょうか?
・サンデン交通 いすゞKC-LT233J +IBUS 上:1999年8月 下:2011年5月 山口県下関市
このとき導入されたのは、いすゞLTと三菱ふそうMMが3台づつ、日デが4台という陣容でした。日野はちょっと前に中型車が2台導入されたので、存在しません。
いずれも、前中引戸で、これは1993年までの大型車よりは、その後の中型車に準じた仕様です。
画像はその中からLT・・・導入1年目と13年目の姿です。
山口ナンバーから、ご当地ナンバーの下関になったり、SUNQパスが張り付けられてたりしてはいますが、基本は何も変わっていないですね。
屋上には通風器などはなく、非常にすっきりしています・・・そういえば、この頃導入がはじまった移籍車も、ベンチレータや横軸ファンの類を全て取り払っていたのを思い出します。
KC-末期という時期的な問題もあるのか、結局9m大型の導入はこのときだけ。
以降暫くの間は、移籍車の大量導入で経年車の置き換え、そしてバリアフリー法対応の中型車ノンステが入るようになります。