ということで、上田電鉄の車輌。
もと東急7200系も、上田にやってきて、既に13年の月日が流れました。
その頃は、東急5000系を追い出すなんて流石に親会社が親会社だなあ・・などと
いろいろ感じましたが、これも既に40年選手なんですね。
さて、ご周知の通り、上田電鉄への分社と同時に、従来の緑の濃淡のラインから、5000系入線前の電車を連想させる、紺と白のラインに変更されました。社紋も東急グループのものではなくなりましたが、これだけで随分印象は替わるもの。
さらに、かつての丸窓電車をイメージして、外装をフィルムで一新した「まるまドリーム」も登場。
最初に聞いた時は、なんだかなあ・・・と思っていたのですが、実際に見て、乗ってみると、
これはこれでありだな・・と思います。変にレトロレトロしているわけではなく、ささやかなものですから。
上田電鉄 クハ7552 2007年3月 舞田
上田電鉄 クハ7553 2007年3月 舞田
当日は、長野市内が時折雪が降るような天気だったのに対し、上田は雲ひとつない青空。
菅平の山並みをバックに、塩田平を行く電車をみたとき、この路線の魅力は、
この日本的な風景にあることを改めて感じました。