沖縄本土復帰の日ということにちなみ、今日のお題はコレ。
今でこそ、ゆいレールが開業しましたが、戦後長らく旅客用の鉄道が無かった沖縄で
そこそこ知られていたのが南大東島のサトウキビ運搬鉄道(大東製糖)でした。
20年ちかく前にレールが剥がされましたが、そこで使われていた機関車のうち1両が
沖縄本島に運ばれ、沖縄戦で破壊された県営鉄道の敷地跡にある壷川東公園に
発掘された県営鉄道のレールと共に保存されました。
2000年にはじめて沖縄に渡ったとき、那覇バスターミナルの近くということで訪ねてみました。
表通りから近いはずなのに、意外とわかり辛い場所でした。
そこにあったのは、加藤製作所製の10t機。1967年製で、大東島では5号機と呼ばれていたものです。
車体上にあるハコは砂箱。当時からボンネットのサイドカバーを外して使われていました。
大東製糖5(保存) 2000年2月 壷川東公園(沖縄県那覇市)
1*年前に某大学を受験した際、南大東島の地形図問題で、この鉄道が出たのも思い出?です。