列車が運転抑止しているとき、暇つぶしに考えていた事。
1都1道2府43県をどの順番で回ったんだろうか・・・ということである。
結果、だいたい以下のようになった。
先ず産まれ育ったのが
東京。
父親の実家がある
茨城、親類の家がある
栃木。
幼稚園の頃までに、行った経験があるのが
神奈川~
静岡(箱根~熱海)、
埼玉(川越の芋堀遠足)、
新潟(越後湯沢)、
山梨(河口湖)、
長野(蓼科)、
群馬(館林の躑躅) の7県である。
記憶のないところもあるが、関東甲信越をほぼ制覇していたのは驚いた。
(総計10都道府県)
小学生になってから、やはり親類の家があった
千葉 この時点で関東制覇。
が、このあとは伸び悩み、
島根(出雲大社・津和野)、
福島(尾瀬)の2県が加わるのみ。
そして中学生になるときの春休みに、今は亡き祖母と
兵庫、大阪、京都の関西旅行。
はじめて阪急や新快速、大阪市営地下鉄に乗ったのもこの時である。
(総計16都道府県)
中学生時代もやはり伸び悩み。修学旅行で
奈良が加わるだけ。
(総計17都道府県)
そして、高校生になり、一人での遠出が許されるようになった。
憧れの地方私鉄廻りができるようになったのである。
最初に選んだのが関西のローカル私鉄。
和歌山、滋賀、岐阜が加わる。
ちなみに、この時に乗ったのが、野上電鉄、有田鉄道、紀州鉄道、南海貴志川線、水間鉄道、叡山電鉄、京阪京津・石坂線、名鉄揖斐線である。既に過去帳入りした路線もあるなど時代を感じさせるが、なかなかツボを押さえているなあ・・と我ながら苦笑気味でもある。
以降、高校時代に
岡山、香川、愛媛、高知、愛知、石川、三重、福岡、広島が加わる。
はじめて本州を抜けたが、既に橋やトンネルで全てが結ばれていたので船には乗っていない。
今は亡き、下津井電鉄や西鉄北九州線(砂津~折尾)に乗ったのも思い出である。
また修学旅行で
長崎、佐賀の2県を訪問。この時、平戸島に行ったのが初の本土4島以外の訪問になった。
(総計31都道府県)
1浪の末、大学に入学後もこの傾向は続き
福井、富山、熊本と制覇。
そして、地方私鉄・路面電車を粗方乗った事になると、
今度は廃止された私鉄の保存車を見て回るようになる。
一畑電鉄のついでに寄った
鳥取の法勝寺鉄道がはじめであるが、
これは大学時代に随分チカラを入れたことでもある。
北海道に行ったのは大学1年の冬、10代最後の日を真冬の宗谷岬で過ごしたなんてのはアホである。
この帰りに、
青森、岩手、宮城で東北地方のローカル私鉄に乗車した。
山形、秋田、鹿児島、大分、山口と保存車メインでの訪問した県が加わり、
これに、観光目的で行った脇町のある
徳島を含め、大学時代までに、45都道府県を終えている。
さて、保存車廻りの途中、地方で古いバスに乗るのは楽しかった。
もともと自宅周辺はバスの密集地帯だが、情報が少なくて鉄道趣味がメインになった部分もある。
こうして今度はバスが趣味のメインとなってゆく。
そして、
宮崎が1999年、そして飛行機にはじめてのって
沖縄に行ったのが2000年、
これで47都道府県を全て回ったことになった。
・・・しかし、県庁所在地単位では、鳥取市と山口市、
旧国名ベースで考えれば、美作、大隈、若狭、能登、佐渡へは行ってないことになる。
まあ、国外に興味が移りつつあるこの頃は、行くこともないでしょうねえ・・・