今年11月に廃車になった琴電の65。
1998年に、長らく編成を組んでいた850が廃車になってからは、走る機会が少なかっただけに、逆によく生き延びたものだと思います。昨年、長尾線に転属、それもジャンパ栓付け替えなどの上で方向転換したと聞いたときは、なおのこと驚かされたものです。
本日は、9年前の志度線での画像を。
・高松琴平電鉄志度線 65+22+21 1998年9月 今橋
このときの志度線は、30型もしくはcMc+Tcが終日走り、ラッシュ時には瓦町側に20型を増結するのが基本でした。ところがこの日の朝、今橋に行くと、20型の重連が稼動しているではありませんか。しかも増結は65。
20の重連そのものは、旧瓦町の時代はそれなりに見られたのですが、志度線閉じ込め後は珍しいものでした。
・高松琴平電鉄志度線 65 1998年9月 今橋
イレギュラーな編成が見られたことも充分な思い出ですが、加えて65のパンタ側がはじめて撮影できたのが嬉しかったものです。
長らくパンタ側に850を連結していたため、撮影は不可能でした。
この頃のアルバムを見ると、すっかり過去の話になってしまったのだなあと改めて思います。
そして、このときに知り合った方々を軸に、今もいろいろなご縁が続いていることに、感謝すると共に、自分にとって、まさに琴電を追いかけた10年だったんだなあ・・・と感じているところです。
※2015.2.23 画像を交換しました。