雪国の電鉄に欠かせないのが除雪用の電気機関車。
モーターカーが充実しても、馬力があるので重用される、
ただし出番は少ない・・と聞いたこともあります。
青森県の十和田観光電鉄は、その路線規模の割に2両もの機関車を保有しています。
いずれもスノープラウを持ち、雪のシーズンには使われるようです。
十和田観光電鉄 ED40 2 1994年2月 十和田市
画像は雪の(旧)十和田市駅構内に留置されるED402。
1962年川崎車両製の35t機で、戦後の川崎製私鉄電機はこの1両のみ。
よく言われますが、全体的な雰囲気は内燃機の感じがする車両です。
なお、この頃の(旧)十和田市駅構内は、側線が何本か残っており、ラッシュが終わると制御車がここに留置されていました。
※2017.2.17 画像を交換しました。