今月は久々に、本サイトのほう(富士重工製路線バスのページ)で新規項目を追加した。
現在進めている新企画の合間に思いついて作成したのだが、
その感想は、「こんなに手間のかかるものだったのか」ということである。
写真をスキャナで取り込み、適度なサイズに変更・圧縮をかけるだけで何時間も潰れる。そして文章を書き、HTMLタグを打ち込みリンクを貼って、動作を確認。
完成したファイル一式をFTPでサーバに送り、再度動作の確認を行い、漸く1ページが完成となる。
これをやると、他のことが手につかなくなる。毎週のように更新を行っていた2000~2002年頃、模型の年間生産量数が1~2両にまで落ち込んだのも、当然だったわけだ
これに比べると、ブログというのは、非常に楽である。
文書は、テキストをフォームに入力するだけだし、その修正もまた同じである。
画像のアップロードとリンクも、フォームから選択するだけ。
とにかく簡単なのである。
また、デジタルカメラ導入で感じたのが、スキャニングという行程がないのは、これまた楽であるということだ。くわえて、写真そのものがシャープであり、銀塩のときより自分の腕をよいほうへと錯覚させる。
銀塩+HTMLとデジカメ+ブログの労力比は10:1程度にも感じる。
なにより後者は時間がかからない。
ネットに文章を公開するというハードルは大幅に下がったのだ。
wikiシステムも似たようなものだろう。
私の年間製作両数が再び2桁台に復活したのも、このブログ主体に切り替えたのと無関係ではなかったのだ。これでは、個人サイトが下火になってゆくのも頷ける話である。
一方で、簡単になるということは、別段、情報の発信に対する意識やモチベーションが低くても、取り掛かることができる・・という面がある。
mixiを舞台にした炎上事件には、「情報と、それを発信する自分が見られている」という意識の欠落が感じられる。wikipediaのトリビアの多さには、何をどうやって伝えるか・・という苦悩が見えてこない。
自分は何を伝えたいのか、そして誰に見てもらいたいのか。
その意識が少しでもなければ、長続きはしないし、いいサイトはできないと思う。
そして本来、人に物事を伝えるという行為は、苦難の連続であるし、いい文章というのはなかなか書けるものではない・・ということは意識したい。
さて、新企画について少々。
実は、石垣・西表に行ったのは、このこともある程度考えてはいたのだが。
正直、富士5Eとは別の意味で泥沼に嵌りつつあるようだ。
最低でもあと6つ離島に行かねばならない(T島なんて台湾よりヒコーキ代が高い)。
新免の事業者が僻地にある。
80条バスや特定輸送は・・・・・。
そんなことを考えるより、人生考えろ!という声が聞こえてきますが。はい。