北村の大型バスがローカルメーカーにしては遅くまで永らえたのは、
地元の新潟に限らず、東北地方日本海側・長野県や関東地方でも採用した事業者があったことが関係しているのでしょう。関東地方では、日デへの架装が原則打ち切られたことともに減りますが、大規模事業者の神奈川中央交通が最後まで採用を続けました。
・東海自動車 いすゞK-CJM500 +北村 上:1998年12月 下1998年3月 伊東駅前(静岡県伊東市)
かつて、移籍車両といえば、神奈中の車両が大半を占めた時代がありました。
北村の車両も例外ではなく、いくつかの事業者への移籍例が見られました。
その一つが、東海自動車。同じ小田急系列ということで、大量の車両がやってきました。
これは最末期の車両である冷房付きのCJM。富士3E/5E、川崎と、4種類の車体が揃っていたのは、同じ車種を受け入れた岩手県交通と同じですね。
首都圏に近いことから、比較的多くのバスマニアに目撃されているのではないかと思います。
※2017.10.9 フロント~左側面の画像を交換し、リア~右側面の画像を追加しました。