前にも書いたのですが、ローカル私鉄はローカル私鉄でも
国鉄転換の第3セクター線は全く興味がなく、ようやく最近何路線か乗っている程度です。
従って、たまたま乗換駅で見かけたとか、そんな理由でもない限りあまり撮影していないもの。
ところが、自治体がバックについているからなのか何なのか、
純粋なローカル私鉄とは違って車両の置き換えが結構急速に進んでいます(・・・そしてミャンマーへ譲渡)。
だから、まあ、殆どの鉄道の第一世代車はあまり記憶にないのです。
・会津鉄道 AT-202 + AT-201 2000年6月 会津若松
このときは、たしかJR東日本のウィークエンドフリーだったか何かを使って、会津乗合や新潟交通のバスを撮影しに行った際に、たまたま駅に停まっていたところを撮影したもの。
会津鉄道AT-200形は、1987年に開業する際に用意した車両で、新潟鉄工所製NDCシリーズのひとつです。
同時に製造された一般車のAT-100形が前面貫通の両運転台であるのに対し、こちらは非貫通の2両固定編成。
時期的には同様の国鉄転換3セク線に、たとえば、のと鉄道の恋路号や、秋田内陸の急行もりよしといった特別仕様車が登場しており、この車両もそこまで豪華ではないものの同じ香りを感じます。
地方農村部でも夢を見られた時代・・バブルとはそんな時期だったのかもしれません。
後継車の入線に伴い、2004年に廃車になりました。
使用期間は、約20年だったことになります。
ところで、この前面は、なんとなく北陸鉄道(大井川鉄道)しらさぎ号を連想させますね。
電車マニアとしては、是非ともパンタグラフを載せてみたくなる衝動に・・・。
※2015.02.09 画像を交換しました。