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京王電鉄 三菱ふそうP-MP218P +三菱
首都圏で3扉のバスを使用していた事業者といえば、その発祥であり現在も1台を保有している関東バスが有名ですが、かつては京王帝都電鉄も大々的に採用していた事業者の一つでした。しかも関東バスが軸距4.7~5.3mなのに対し、京王は軸距5.5m以上の長尺車が中心で、扉の開け方も中扉を常用するなど、営業エリアが一部で被る関東バスとは対照的な存在でした。

しかし、特別区などで採用されていた3扉車は他者なみの前中扉の中間尺車に代わり、P-以降では三多摩の一部でのみ導入を継続。1990年に聖蹟桜ヶ丘を中心に展開する多摩営業所に配置されたエアロスターをもって打ち切りとなりました。
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・京王電鉄 三菱ふそうP-MP218P +三菱 1998年7月 南大沢駅(東京都八王子市)
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・京王電鉄バス 三菱ふそうP-MP218P +三菱 2003年7月 東京都多摩市

上の2台は、いずれも1989年式。2枚の画像の間でバス部門が分社されたため社名が異なています。
サッシの色が銀色になり、また電子式ATを搭載しています。そのあたりは当時の京王の標準的な仕様ですね。
登場したときは、まだ黄色に朱色の旧塗装でした。

末期は後扉は通常締切りとなっており、ただの中乗り前降りとなっていました。

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by hiro_hrkz | 2017-11-27 00:57 | バス(三菱/呉羽) | Trackback | Comments(0)
近江鉄道のディーゼル機関車
近江鉄道は、かつては貨物輸送の盛んな私鉄の一つであり、多数の電気機関車を保有していたことで知られます。今でも、何両かが彦根に残されていますね。
しかし、同社には電気機関車だけでなくディーゼル機関車も在籍していました。
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・近江鉄道 DD45 1 1993年8月 彦根
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・近江鉄道 DD13 104 1993年8月 彦根

画像はそのうちの2両。
上はロッド式4軸の45t機で、1963年富士重工製。もとは小名浜臨海鉄道(→福島臨海鉄道)の車両で、専用線開設時に譲り受けたものです。
下は見てわかる通り国鉄DD13の初期タイプ。1982年に入線しています。
どちらも、旧所有者時代の番号をそのまま使用しています。
灰色がかった水色に黄橙色の帯、ナンバープレートは赤と電気機関車と同じ塗装でした。
自重56tのDD13が入線できたあたりに、近江が通常のローカル電鉄と違い、重量級の貨物の為に軸重制限が緩やかだったことを感じます。

これらディーゼル機は、多賀線の終点・多賀駅から延びていたキリンビール滋賀工場の引込線で使われていました。
同工場の設立は1974年であり、(臨海鉄道等を除く)私鉄から分岐する引込線としては、遅い開設になるかと思います。
しかし、国鉄貨物列車の急速な衰退により、この専用線も約10年で廃止となっています。

その後は例によって例の如く、彦根駅構内に長期間の留置となり、2004年の駅東側の再開発で整理されるまで置かれていました。ただ、写真を見ると置かれている位置が時々変わっていますね。

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by hiro_hrkz | 2017-11-18 02:21 | 鉄道(非電化) | Trackback | Comments(0)
西肥自動車 三菱ふそうKC-MP617M +富士7E
全国のバス事業者を見ていると、何故ポツンと1台~数台だけ突然変異のように入った車両が存在する例が見られます。かつては、ある時だけ車体メーカーだけが違ったということも多かったと思います。
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・西肥自動車 三菱ふそうKC-MP617M +富士7E (上)2002年8月 (下)2013年5月 長崎県佐世保市

長崎県北部に路線を拡げる西肥バスは、富士重工のバスを比較的よく見る事業者ですがその車台は殆どが日デです。しかし、ただでさえ事例の少ない三菱ふそうへの架装例を、この組み合わせが最後となる1996年度になって1台だけ導入しました。西肥のふそう大型路線車は西工の架装例が多く、このときだけ何故この選択となったのは知る由もありません。ともあれ、バスマニアには注目される1台となりました。

仕様は当時の同社で一般的だった前中折戸+黒サッシの2段窓。サスペンションはエアサスです。
その点では、同時期に導入した日デ+7Eと特に差はありません。
上は2002年、下は2013年の撮影ですが、その間に行き先表示が方向幕からLEDになり、前面の種別表示受けと広告枠(・・佐世保ではおなじみの百貨店、玉屋のものが刺さってますね)が撤去されています。そのほか、社名の文字や車外スピーカーなどが変化していることがわかります。

それにしてもピカピカですね。
外板を剥がして徹底的に補修する西肥バスの技術が表れていると思います。

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by hiro_hrkz | 2017-11-10 23:00 | バス(富士重工) | Trackback | Comments(0)
上毛電気鉄道 クハ30形
西武鉄道は第二次大戦後、戦災省線とともに木造省電を購入し、そのままの状態もしくは省電50系に準じた車体に所沢工場で鋼体化を行って使用しています。やがて1954年になると、鋼体化に際して台枠を延長して国鉄クハ55に似た20m級車になります。
これがクハ1401形(戦災復旧車を除く)およびクハ1411形で、両者は前面の貫通路の幅、ベンチレータ―、連結面が平妻か切妻かといった差があります。のちにクハ1401形は1411形に統合、またクハ1411の一部は運転台を撤去してサハになっています。

この鋼体化改造、1959年まで続きました。この間に新車は半鋼製でノーシルノーヘッダーの初代501系(電動車はのちの351系)から全金属の2代目501系に変化していますが、こちらはウィンドシル・ヘッダーが外板に露出し、屋根は木造キャンバス張りという半鋼製、それも初代501系より前の仕様のままで増備が続けられました・・・・他社にも似た事例は幾つかありますが、それにしてももうちょっとどうにかならなかったのかとも感じます。そんなに長く使うつもりは無かったということかもしれませんが。

結局のところ1981年までには廃車となりましたが、1977~1980年にクモハ351形とペアで合計8両が上毛電気鉄道に譲渡。同社のクハ30形となりました。
上毛電鉄で入線にあたって、前面の貫通扉をそのまま鋼製でHゴム支持の窓に変えたものと、扉を埋めてHゴム支持の窓を設けたもののがありました。もとクハ1401のクルマは前者だけだったので、都合3種類のバラエティーとなっていました。
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・上毛電気鉄道 クハ34 1990年1月 大胡

ここからは個人的な話。
西武線を走っている頃、おそらく小学校1~2年だったと思いますが、小平のあたりで見て「随分旧い電車だなあ」と思ったことがあります。また、所沢駅南側の池袋線と新宿線の間の留置線・・・いまは所沢折り返しの池袋線電車の引き上げ線になっていますが・・・に、クモハ351形との2両編成2本が暫くの間放置されていたことも覚えています。

上毛電鉄に行けば走っていることは解っていましたが、実際に乗ることができたのは高校1年生のとき。1990年の正月でした。既に、東武3000系が入線しており3編成しか残っていませんでしたが、西桐生から運よく一発で乗ることができました。
その分、この車両を綺麗にとることはできず。大胡の車庫のいちばん北側に留められていたクハ34を無理矢理撮影しただけで終わりました。いまなら、これだけを狙うのでしょうけど、当時は予定どおりに旅程をこなすことで精いっぱいでしたので。
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・上毛電気鉄道 クハ38 車内 1990年1月

こちらは乗車したクハ38の車内。国鉄の2等車を意識したグレーの壁に赤いモケットの座席、
そして、所沢工場独特の細いアルミサッシであることがわかります。
片隅運転台で、助手側はHポールで仕切ってあっただけということもわかりますね。
なお、画面左側にはドアの開閉スイッチが写っています。これは無人駅対策で取り付けられたもののようですね。

ここで取り上げた2両の車歴を書くと
クハ34はもと西武クハ1428、クハ38は同じくクハ1427でいずれも1955年製。
改番が多い西武の旧型車では珍しく?スッキリしたものとなっています。

結局、西武に残っていた351系よりも一足早く上毛電鉄への譲渡車の方が全滅し、
この電車に乗ったのもこれが最初で最後となりました。

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by hiro_hrkz | 2017-11-05 23:02 | 鉄道(旧形電車) | Trackback | Comments(2)
沿岸バス 日野P-HU276BA +日野車体
北海道の日本海側北部に路線を拡げる沿岸バス。
最近ではユニークな施策で注目を集める同社ですが、留萌と羽幌の市内線を除けば距離の長い路線ばかり。
車両もそうした環境に対応したタイプを導入していました。
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・沿岸バス 日野P-HU276BA +日野車体 2004年6月 北海道留萌市

画像は路線車ベースで貸切タイプの前構を持つ日野ブルーリボン。
長尺でエアサス、そして高出力となっています。

上は1987年製造でメトロ窓・非冷房の旧塗装車。
もともとは国鉄羽幌線の代替として大量投入されたものです。

下は翌年の1988年製造で逆T字窓・現行塗装となりました。
ナンバーも「旭22あ」から「旭川22か」へ。
どちらも路線ベースのボディながらリアスポイラーが載っていますね。

この後の増備車は、通常の貸切タイプとなっていましたが、
近年は低床化の為に普通の路線車となっているようです。


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by hiro_hrkz | 2017-11-03 20:41 | バス(日野車体) | Trackback | Comments(0)