西工は西日本に納入されていたからなのかもしれませんが、ハンペンの世代でも冷房車が大半だったように感じます。たとえ存在したとしても東日本在住の私が非冷房車を見る機会は無かったでしょうが。
バスの冷房は、路線車では直結式が主流ですが、以前はサブエンジン式も結構みることができました。
重量は重くなるのでしょうが、夏場でも走行に影響がないのは利点だったと思います。
・熊本市交通局 日デK-U31L +西工53MC 2001年8月 熊本県熊本市
画像は熊本市交通局のハンペン。熊本市交は58MCの世代になっても暫くサブエンジンクーラーを採用質付けましたが、生憎そちらの画像はないので、本日はこの車輌で。通常、ダクトがある部分が太くなる分窓が小さくなるのですが、窓隅のRが柱の存在を強調している53MCだと、より鈍重な感じとなってしまうのが、タマにキズでした。
前中ワイドドア・大型方向幕と、九州の都市バスらしいスタイルです。
熊本市交といえば、年式により車輌の長さが標準尺だったり短尺だったりまとまりがありませんね。
この車輌は標準尺ですが、同じ頃に入った富士5E架装のほうは短尺となっています。
・2020.12.17 画像を交換しました。