今回、鹿児島県方面に行ったのですが、羽田から飛んで着いたのは宮崎。
これは、単純に航空運賃が鹿児島ゆきよりも5000円ほど安かったためですが、折角なので宮崎交通のバスもちょっと垣間見てきました。
・・・結論から言えば、この「行きがけの駄賃」が、いちばんの収穫でした。
宮崎空港からJRに乗って南宮崎駅へ。
駅近くの宮交シティへ行くと、まず現れたのがこの車で度肝を抜かれました。

・宮崎交通 日デK-RM80G +富士6E 2009年4月 宮崎県宮崎市
なんと、K-RM。新交グループのもと東急車くらいしか残ってないと思っていたので、これは意外でした。
セミパネルボディで、前面窓が日野RJの如く客用扉側の方が下方向に拡大された、非常に個性的な仕様ではあります。
車体は車齢を感じさせないほどにピカピカ。担当車制なのか、運転士の方が常に車両の手入れをしているのが印象的でした。
その次に宮交シティにやってきたのは、この車。

・宮崎交通 日デKC-JP250NTN +富士8E 2009年4月 宮崎県宮崎市
以前より噂には聞いていた、もと京王帝都電鉄のJP。宮交の路線車としては、珍しい移籍車両です。
屋根上の2本のアンテナ?含めて、大きくは変わってなさそうです。
同社初のJPですが、あまり違和感はないですね。
そして、都城方面ゆきバスに乗って、終点の西都城へ。
かねてより、宮崎交通にも富士重架装のチョロQがいるとは聞いていましたが、画像を含め
存在を証明するものを見たことが無かった為、サイトでの掲載を保留していました。
これも運よく、実物を見ることができました。

・宮崎交通 日デKC-RN210CSN +富士8E 2009年4月 宮崎県都城市
一見ノーマルなのですが、側面方向幕の位置が、ほかの宮交の車両(KK-以降の一部を除き)と違って、
中扉の次。
なんかおかしいなあ・・・と思って調べてみると、
・・・もとサンプルカーだったのです。
だから、1台だけKC-RNが、それも富士架装で存在するのですね。
いやはや、こんなところに流れ着いていたとは。
コーナリングランプが付いていることを除けば、あまり特徴はありません。