検索ワードの上位を見ると、どうもこの車両をお探しの方がおられるようなので、
今日はこのテーマで。
くしろバスの路線車は、自社発注も移籍車もいすゞが主体ですが、それ以外のメーカーの車両も
ある程度在籍しています。かつては、神奈中から移籍した三菱が一台勢力を築いていましたが、
現在は、ブルーリボンが複数が存在しています。

・くしろバス 日野U-HT3KPAA※ +日野車体 2007年5月 北海道釧路市
もとは埼玉県の大学の送迎車といわれ、長尺・高出力という北海道向けな一台です。
もっとも、くしろバスは東邦交通時代より北海道にしては珍しく標準サイズを愛用していましたが・・。
側面に方向幕を備えているため、自家用の匂いがあまりしません。

・くしろバス 日野U-HT2MPAA※ +日野車体 2007年5月 北海道白糠郡白糠町
一方、こちらは白糠営業所所属の車両で1992年式。
こちらは、前中折戸で側面の方向幕もなく、いかにも自家用といった感じの車両。
冷房もサブエンジン式です。

・くしろバス 日野U-HT2MMAA +日野車体 2007年5月 北海道釧路市
最後は、くしろバスで一大勢力となっているもと東武バスの車両。
現在、ブルーリボンの中心勢力はこの車種で、ノーマルな前後折戸の車両で統一されています。
ただし、くしろバスの車両の多くは広告車であるため、オリジナルのタンチョウのシルエットを描いた塗装は
あまりお目にかかれません。
また、この系統は釧路駅に顔を出さず郊外同士を結ぶ系統。
くしろバスは基本的にダイヤ・系統固定で車両を運用するため、こういう車両はなかなか撮影しづらいですね。
※2009年6月7日 訂正