バスに関するサイトやブログを見る限り、自分の住環境に身近な事業者とその周辺各者に興味を持つことが多いらしい。ところが自分の場合、最も近い関東バスは別格だが、その周辺となると、とんと興味の度合いが薄くなる。そして、バスも電車も一番興味があるのは地方の事業者というのは、やはり「変わっている」んだと改めて思うのである。気になるのは都バスの営業所間転属より、地方の事業者の動向である。
# だからこそ、「ありがとうエアロスター」などという表現を見ると、何を言ってんじゃ!と突っ込みを入れたくなる。
# そういえば、その本の新刊が出たようですが、当然、南海も名古屋市も神戸市も奈良交通も北九州市も
# 載っていないようで。
閑話休題。
そんなわけで、近隣の事業者でも、撮影していない型式・車体形状の車両が、多かったりする。
特に酷いのが西武バス。西武沿線に住んでいるにもかかわらず、幼い頃より西武バスとは無縁。
それに周りに詳しい人が幾らでもいるから自分の出る幕じゃないし・・・ということで、その存在は黙殺し遠征ばかりを考えていたし、資金も普段を節約して、そちらに振り向けていた。
ところが、改めて思い返せば、そろそろ廃車かも・・・という事実に突き当たる。
そうなると人間勝手なもので、今度は撮影しなければ!となってしまう。
ということで、最近、西武だ都営だ関東バスだ・・と撮影しているのだけれども、天はそうそう味方するわけもなく、苦戦続き。普段から記録はマメにやっておきましょう。しかし、撮影したバスの車番を調べると、どうしてこうも同じ車両が並ぶのか・・・。
それでは、西武の画像を2つほど。
久しぶりに入間市駅に降り立ってみれば、これが特定輸送でやってきて唖然。

KC-UA460LSN+富士7Eで前中引戸のワンステップ車が西武総合企画に移籍していた。
これじゃ、いくら新座周辺をうろついたって捕まえられるわけがない・・・。

珍しい富士新7Eのツーステップ路線車。日デKL-UA452KSN。
以前からその存在は知っていて、吉祥寺や三鷹に行くときは狙ってみたものの、撮影できず。
そして、8年越しで漸く捕まえることができたのが、この一枚。
まあ、全国各社を訪ね歩いたからこそ、これらが比較的珍しい存在であることに気付いたともいえるわけで、
こういう結末を迎えるのも、むべなるかな。
あのとき、別の選択肢を選んでいても自分が自分である限り、結果はたいして違わないのかもしれない。