関西一のミニ電鉄。水間鉄道。
もともとは、水間寺(水間観音)への参詣客の輸送が建設目的の一つでした。
従って、終点で、その玄関口である水間駅は、このような寺社風の建築となっています。

水間寺のシンボルである三重塔を模したものなのでしょう。
しかし、特徴である相輪と屋根を除けば、建物の左端など丸みのある
昭和初期のモダンさを感じさせる建物であります。
そのあたりは、国鉄奈良駅などとは対照的に感じる部分でもあります。


さて、撮影当時、こんなポスターが残っていました。
富士15-R3架装で3軸の日デDAが書かれています。
当時の最新鋭だったのでしょう。
現在は「水間観音駅」に改名されています。
・いずれも2001年9月撮影

・水間寺の三重塔(1996年10月撮影)