小湊鉄道の日野製中型車から4種類ほどを。
小湊のP-RJ_BAというと、富士6Eの架装例が有名ですが、
オリジナルの一つ目ボディを架装したものも導入していました。

・小湊鉄道 日野P-RJ172BA +日野車体 2001年3月 千葉市中央区(塩田)
客用扉の配置は小湊の中型では標準的な前後引戸。
そんなに台数は無かったように記憶していますが、さて・・・。
なお、P-~KC-では富士重工のヘビーユーザというイメージが強い同社ですが、
中型に関する限り、いすゞのLRでもアイケーの架装例が存在するなど、そこまで富士ばかりではありませんでした。
とはいえ、マイナーチェンジしたP-RJ_CAでは、富士6Eを架装した珍車を導入したため、
そのボディーが小湊にお目見えするのは、もっと後・・・1994年度の話になります。

・小湊鉄道 日野U-RJ3HJAA +日野車体 1999年7月 千葉市中央区
U-では大型ばかりを導入しましたが、この年は久々に中型を導入。
小湊らしく各社から1台づつ取り揃えました。
この車両は、バンパーが鍍金無塗装なのがポイント。
テールライトもバス協型なのはこれまでだったはずです。
翌年度からは、KC-に移行するため、U-の中型は結局、このときだけ。
各型式とも1型式1台となりました。

・小湊鉄道 日野KC-RJ1JJAA +日野車体 2002年3月 千葉市中央区
KC-では、ある程度まとまった数の中型車が導入されています。
こちらは、U-以降の小湊では標準的な車体色に塗装されたバンパーを採用しています。

・小湊鉄道 日野KK-RJ1JJHA +日野車体 2000年1月 千葉県市原市(八幡宿)
そして、KK-では前中折戸となります。
車両の低床化のためなんですが、なんとなく古い仕様に感じてしまうところ。
私が小湊の車両を比較的多く記録していたのは、だいたいこの世代のクルマあたりまで。
自分の興味の範疇の問題なんですが、富士重が無い世代のクルマは、どうもピンと来なくなっています。