東野交通の黒磯地区といえば、一時期はもと京阪バスの車両が、最近であればもと大阪市交通局の車両が主力でしたが、車両の入れ替えも進み、現在は宇都宮近辺で使用されていた新エアロスターと、自家用や特定輸送が出自の移籍車が大半を占めています。登録もご当地ナンバーの「那須200」となりました。
今回は、そんな那須200世代から3台ほど。

・東野交通 三菱KC-MP717K +MBM 2011年3月 栃木県那須塩原市(黒磯)
まずは、メトロ窓+トップドアの新エアロスター。
いかにも自家用といった風体です。座席は比較的浅いタイプを取り付けていますが、他にこれといった特徴もないので、出自は謎です。そもそも、こういう車両は、探すと結構出てきますので。

・東野交通 三菱KC-MS815N +MBM 2011年3月 栃木県那須塩原市(黒磯)
つづいては、スタンダードデッカーのエアロバス。
当然のことながら貸切転用車ですが、このタイプは東野交通本体には無かったはず。
恐らく、子会社の那須交通から異動した車両ではないかと思います。
しかし、この真っ白で行灯のない前面・・・・ソウルの座席バスを連想させます。

・東野交通 三菱KC-MK219J +MBM 2011年3月 栃木県那須塩原市(黒磯)
一方で、こんな車両も。
貸切タイプの前面を持つエアロミディ。
メトロ窓で前中折戸という特徴から、西武総合企画から移籍した車両と思われます。
前面のLED行き先表示は、運転席側にオフセットして取り付けられています。