今回の西日本行きも、やはりメインはバスですので、
その話題を中心に取り上げてゆきたいと思います。
サンデン交通でみた新エアロスターから2つほど。

・サンデン交通 三菱KC-MP317K +MBM 2011年5月 山口県下関市
同社のオリジナルでは、KC-MMが在籍するのみでしたが、ここにきて移籍車が増えているようです。
画像は、もと江ノ島電鉄のツーステップ車。前面のセーフティーウィンドウがない軸距4.8m車ということですぐにわかると思います。前面の運賃支払い方法表示窓や、側面の出入り口表示の窓はきれいに埋められていますが、左折時のチャイムはそのままでした。
今回の西日本行では中国・九州地方の各地で、もと江ノ電車をみました。かつて、いすゞのLR312Fが頸城に移籍した程度だったことを思うと隔世の感すらあります。そもそも、神奈川では5Eが遅くまで残っていた同社の車両が、広範に流通することは、考えられませんでした。まあ、出回るようになった理由はわかるのですが。
そして、驚いたのはこの車両。


・サンデン交通 三菱KC-MP747M +MBM 2011年5月 山口県下関市
ノンステップ車の移籍例も、(三菱車に限りますが)一般的な事例になりつつあります。
ここには、もと阪神電気鉄道の車両がやってきました。
運転席の上には丸型の、客室の上には箱型の換気装置が設けられているのが、それを示しています。
ただ、京阪神圏のバスで多く見られる後輪カバーは取り外されています。
とりあえず見たのは1台だけ。
ところで、サンデン交通のノンステというと青一色の塗装とばかり思っていましたが、これは従来塗装。
青塗りになるのは、アイドリングストップ機構など他の条件も必要なのでしょうか?