サンデン交通に行けば、やはり子会社のこちらも見たくなるのが人情というもの?。
今回は、肥中など中枢まで行く時間がなく、最も下関に近い川棚温泉でちょっと見ただけですが
それでも、こんな車両を見ることができました。

・ブルーライン交通 日デP-RM81G +富士6E 2011年5月 山口県下関市(豊浦町川棚温泉)
日デP-RMの富士6E架装車です。
車両の更新サイクルが意外に早い同社で、移籍してから10年以上が経過した
これが残っているとは思いませんでした。
もとは、
関東興業の車両・・・といっても、普通はわかりませんね。
同社は東京都江戸川区にある江戸川競艇を保有する企業で、客の送迎用にバスを持っていました。競艇場の送迎ですので無償なのですが、緑ナンバーだったのが特徴です。これは、道路運送法では無償旅客自動車運送事業といったと思いますが、詳細はよくわかりません。2002年頃にその制度がなくなり、白ナンバーになりました。
関東興業のP-RMはブルーラインに来た2台と、残った2台の計4台を確認しています。
ただし、私が行ったときは、都営バスの特送ばかりで、関東興業の車両が動いているところはついぞ見られず。そんなわけで、移籍時の走行距離も年式の割りに短かったのかもしれません。
扉配置は前中引戸ですが窓は逆T字。前扉直後に方向幕がありますが、そこだけは高さの低いT字窓となっています。都営のP-RMと同じですが、もうちょっとなんとかならなかったのか?という思いも多少。