羽後交通の路線車から、
富士重工を架装する車両についての話題をいくつか。
・羽後交通 日デKC-RN210CSN +富士8E(変形前面) 2011年9月 秋田県横手市
昨年度、一斉に廃車になり全国各地への移籍事例が相次いで報告されている、もと京王のチョロQ。
ここ、羽後交通にも入りました。
画像の車両は1997年9月式、当初は京王バスに納入された車両です。
特に大きな改造もなく使われています。中扉は、締め切り扱い。
横手で3台ほどを見かけました。
・羽後交通 日デKC-RN210CSN +富士8E 2011年9月 秋田県湯沢市
同じチョロQでも、こちらはもと西東京バスの車両。
前面が異なると、印象も違ってきます。こちらのほうが、やはり見慣れている感じがしますね。
特に大きな改造もなく、中扉は締め切りなのは、京王のRNと同じ。
湯沢営業所の所属で、事前に聞いた情報では2台在籍とのことでしたが、この日見たのは1台だけでした。
さて、これら新顔に対して、古参車としては、このあたりを見ました。
・羽後交通 いすゞP-LV314L +富士5E 2011年9月 秋田県横手市
・羽後交通 日デP-U32K +富士5E 2011年9月 秋田県湯沢市
上は、もと小田急バスのP-LVの5E架装車で63年3月式。下は、もと東京都交通局のP-U32Kの5E架装車で、63年式です。
今回、富士重工5Eは、もと小田急のLVを3台(いずれも横手)、もと都営のU32とLVを1台づつ(いずれも湯沢)、もと臨港のLVを1台(境)、計6台を確認しました(他の営業所は見ていないので不明)。
もしかすると、富士5E最後の砦のなるのは、ここかもしれませんね。
一方で、移籍車の導入数が、10年程度前に比べて減っている印象を受け、その点は気になるところです。