7月に取り上げたばかりですが、再び、伊豆箱根鉄道駿豆線の1100形電車について。
廃車まで1年にわたるサヨナライベントの一貫として、この度、赤い色となりましたが
先日、終日走るということで、沿線で撮影してきた次第。
撮影はいつもの大場から三島二日町へ向かったところにある、通称「大場カーブ」にて。
富士山がバックに入ることで有名な撮影ポイントで、それなりの人出でしたが
パニックになるような人数でもなく、そこらへんはやはりローカル私鉄なんでしょう。
富士山バックは個人的にはそれほど重要でもないので、あとはそれよりも大場駅側にある
数箇所の踏切の傍から狙いました。こちらのほうが、個人的には好み。
さて、既に言われているように、この塗装、西武の赤い電車「ふう」です。
腰板の塗りわけラインがオリジナルよりも上に位置し、ベージュの面積が狭くなっています。
また、連結面はラズベリー一色のベタ塗り。なんとなく、国鉄のスカ色の色違いのような感じです。
これは、伊豆箱根オリジナル塗装の塗り分けラインを基準にしたためと思われ、現車もよく見ると
オリジナルの塗り分けラインが見えていますね。
ということで、プレスリリースなどの画像を見ていたときは、どうにも違和感がぬぐえなかったのですが
実物を見てしまえば、そんな些細なことはどうでもよく、昔日の西武線のイメージが蘇ってきて
いい感じでした。
今度は、ヘッドマークの無い状態で撮影したいなあ・・・と。
・伊豆箱根鉄道駿豆線 モハ1009+モハ1010+クハ2005 いずれも2011年12月
(1、5枚目)三島、(2~4枚目)三島二日町~大場