2年前に拙ブログで取り上げた、
福島交通の富士7E・8E。三菱ばかりだった同社に、この手の車両が移籍したことは衝撃的でしたが、その後、更に導入は続きバリエーションも豊富になっています。
今回は、それらを取り上げたいと思います。
これら増加分は、いすゞが主体となりました。
先ずは、中型車から。

・福島交通 いすゞKC-LR333J +富士8E 2012年1月 福島県郡山市
最初に、もと東武鉄道の車両が入りました。
同社では最も数の多かった、前後折戸のツーステップ車です。
朝日グループ経由ではなく、直接福島入りした模様。複数台が投入され、郡山・福島共に見ることができます。
なお、2009年に導入された、富士7E・8Eの第一陣であるもと関東バスの4台は、バンパーが種車のままの黒色でしたが、これら増加分は、車体と同じ2色もしくは3色に塗り分けられています。

・福島交通 いすゞKC-LR333J +富士8E 2012年1月 福島県郡山市
続いて、川崎鶴見臨港バスから移籍してきました。
こちらは、前中扉のワンステップ車で1999年5月式。
同社で最後の富士重工架装車となった2台が入りました。

・福島交通 いすゞKC-LV380L +富士7E 2012年1月 福島県福島市
そして、通常の富士7E大型車の登場となります。
こちらも、もと川崎鶴見臨港バスの車両です。
1997年式で、2台存在したうちの片方が福交に来ました。通常の前中引戸・2段窓のツーステップ車です。
なお、もう1台は臨港の定番移籍先?である堀川バスに貰われた由。

・福島交通 いすゞKC-LV380L +富士7E 2012年1月 福島県郡山市
今度はもと相模鉄道の車両が入りました。
前中ワイドドア+逆T字窓のワンステップ車。
側面の行き先表示を、中扉直後に移動しています。とりあえず見かけたのは1台だけ。
日デも、勢力を増やしています。
今回は、移籍元が京王となりました。


・福島交通 日デKC-RN210CSN +富士8E 2012年1月 福島県福島市
チョロQことRNは数台が投入されたようですが、今回は2台を福島支社で確認しました。
いわゆる「京王顔」の車両で、フロント側の画像の車両が1997年式、リア側の車両が1998年式で、いずれも京王帝都電鉄での導入されたものです。
系統と行き先が分割された前面方向幕はLED式に改造。側面も移設の上でLED化しています。
ライト周りが黒いのがポイント。

・福島交通 日デKC-RM211GSN +富士8E 2012年1月 福島県郡山市
そして、現在のところ最新登録の部類に入るのが、このRM。
やはり京王顔です・・・・同社のRM+8Eには、このタイプしか在籍していませんでしたが。
前中ワイドドア・逆T字窓のワンステップ車で、郡山だけでなく福島(二本松?)にも投入されているようです。