今月は、順序を入れ替えて、IBUSの架装車をここで。
三菱限定が解け各メーカー・各ボディー架装の車輌の移籍が相次ぐ福島交通ですが、
2009年末に紹介したIBUS架装車も、富士重工架装車と同様、バリエーションを増やしています。

・福島交通 いすゞKC-LV380L +IBUS 2012年1月 福島県福島市
まずは大型車から。
現在、福島交通には、もと川崎鶴見臨港バスの車輌が相次いで移籍しています。
前回は富士重工架装のいすゞ大型車を取り上げましたが、こちらはキュービックボディーを架装した車両です。
臨港バスのKC-LV+キュービックは、特注でU-LVまでと同様のショート・フロントオーバーハング仕様にした点が特徴。前扉と前輪のホイールアーチの間の隙間が殆どないことに現れています。
1台のみが福島支社に配置されています。
臨港からは、こんな車輌も。

・福島交通 いすゞKK-LR233J1 +IBUS 2012年1月 福島県郡山市
エルガミオの初期車です。とうとう、こんな車輌も廃車になる時代となったのですね。
移籍車の特徴も減って、いよいよ特定困難となりそうです。
・・・それはともかくとして、未だこの世代であれば、比較的わかりやすいもの。
福島交通のエルガミオ/レインボー2自体は、経営体が変ってからコンスタントに導入されているので
それほど珍しいわけでもなくなってきましたが、それらはノンステップ。
これはワンステップであることなどから、比較的見分けやすい存在だと思います。
さて、上記のエルガミオより後に、こんな車輌が登場することになりました。


・福島交通 いすゞKC-LR333J +IBUS 2012年1月 福島県郡山市
こちらも、臨港と共に福交への移籍が相次いでいる、もと京王の車輌です。
ワンステップ車で1999年式。上のエルガミオも1999年式なので、大差なしといったところでしょう。
屋上のアンテナなどは、そのままとなっています。
とりあえず、郡山で一台みただけですが、複数台購入した様子が伝えられているので
ほかにも、既に登録・配置されている車輌があるかもしれません。