ただいま、こんなものを製作中です。

サツマイモ色のボギー車2連です。
鉄道コレクション路面電車シリーズの広島電鉄350形を見たとき、多くの方が思いついたネタではないかと思いますが、今回はプロトタイプに冷房化改造直後で、まだヘッドライトが窓の上にあった時代を選んでいます・・・保育社の「日本の私鉄」に掲載された写真の印象が強いので。
とりあえず、前面のライトと方向幕は削り取り、新たに、マーカーランプ?を取り付けています。
これは、銀河の旧型国電(半流)用のテールライトを使用。
勢い余って、旧方向幕も削ってしまったので、これの復元をどうするか思案しているところです。
一方の、連結面側はバンパーも削り取ってあらたに貫通路を設けています。幌座をどうしようか考えているところ。また、屋上は、製品のランボードを削り取り車体に接着しています。屋根もピンク色一色かつランボードの位置の違いがあり、継ぎ目が目立つので、それをなくすのが目的です。
・・・と、ここまでは比較的楽なのですが、問題なのは側面。
実は、350にくらべ、この車輌のほうが客用窓の天地寸法が大きいのです。

ということで、窓を拡大してみました。肝心の窓ガラスそのものを試作して、いける!と感触を得たので踏み切ったものの、1両で14枚・2両で合計28枚は、結構難儀・・・です。
そのほか、下回りも、枕バネが捻り棒という特殊な台車をどうやって作るのかが難題。

一方、神奈電のほうはこんな感じです。ディテーリングで、ようやくそれらしく見えてきた左の2両。
右の車輌も、それなりに出来上がってきました。
さてはて、ここからが長いのいつものこと。完成はいつになるのやら・・・・。