兵庫県北部の但馬国に路線を持つ、全但バス。
だいぶ前に取り上げましたが、川重~IBUSを架装したいすゞ車ばかりを導入しています。
型式の面ならば、KK-LT+キュービックと言った珍品もあるものの、仕様の面では基本的にはごく普通のLVとLTが多く、したがって、マニアの注目度は、場所柄もあってそう高くはない・・・といったところでしょうか。BUの時代であれば、左側面にも非常口扉が設けられているという特徴があったのですが。
・全但バス いすゞU-LV318K +アイケー 2006年5月 (上)兵庫県養父市(八鹿)
(下)兵庫県美方郡新温泉町(浜坂)
さて、そんな中から、U-LVを2台ほど。
エンジンが高出力である点を除けば、軸距は4.67m級の最短クラスを選択し、扉配置は前中引戸。窓は銀色の2段窓、方向幕は中扉の後ろ・・・まさに可もなく不可もなく、といった感じです。
ただ、注目したいのは、前中扉間の窓配置が2種類あること。
画像上の車両のように広幅・狭幅×2・戸袋窓の順番に並ぶものは、八戸市交通部や関東鉄道でも見られます。ところが、画像下の車両のように、狭幅・広幅・狭幅・戸袋窓の順に並ぶのは、ほかでは見たことがありません。なにゆえこうなっているのかは、少々気になるところです。
※2013.5.8 20:38 型式が間違っていたため、タイトルと記事内容を修正いたしました。