上信電鉄は自社発注で西武所沢工場製の車両を導入していたこともあるのか、1980年頃よりコンスタントに西武から車両が移籍しています。
その中で、1994~1996年に入線したのが150形。もと西武701系列ですが、1編成ごとに種車の形式が異なっていて、形態がバラバラなのが面白いところです。
今回取り上げるのは、その中でも最終編成にあたるクモハ155+クモハ156。もとは1966年3月に製造された西武モハ756とモハ755で、入線時にクハの運転台を移植して中間電動車から2両編成に改造されています。
パンタグラフがついているほうがクモハ155で、下仁田向き。

この編成が入線した頃、上信はコスト削減で単色化が行われており、この150形もローズ色の一色塗りで登場しました。
デハ250などは似合わない感じでしたが、この形式に関してはもとの西武701系列が黄色一色ですし、同様にステンレス無塗装の扉などがアクセントとなっていて、それほどの違和感はありませんでした。
その後、この編成は、沿線に本社があるマンナンライフの全面広告車となります。


上のフルーツ柄のものは割りと長く見られたような記憶があるのですが、その後は比較的短いサイクルで新しい柄のものに変わっていったようです。
下の柄になるまで、最低3種類はあった模様。

そしてこの度、広告が解除され、1000系の流れを汲む塗装に変更されました。
ひとあし早く、広告を解かれたクモハ151-クモハ152や、もと西武新101系のクモハ501-クモハ502の入線時と同じく、帯の色は緑色で、その縁は青となっています。
代わりに、アイボリーに赤帯のクモハ503-クモハ504がマンナンライフの広告車になっています。
(上から)
・上信電鉄クモハ155 1997年8月 高崎
・上信電鉄クモハ156+クモハ155 2000年7月 西山名~馬庭
・上信電鉄クモハ155+クモハ156 2011年12月 根小屋~南高崎
・上信電鉄クモハ156+クモハ155 2012年8月 高崎商科大学前~山名
※2012.8.16 追記
いちばん下の画像を撮影した直後に、今度は「下仁田ジオパーク」の広告車となったようです。
http://www.joshin-dentetsu.co.jp/tetudou/sonota/jio-train.html
期間は3年間とのこと。