尾道市交通部(交通局)というと、1980年代に9m大型各種を取り揃えたため
他にあまり例の無いラインナップとなっていました。
その中でも、最も知られたのがこの日野P-RKでしょう。多くのマニアのカメラに収まっていると思います。
・尾道市交通局 日野P-RK172BA +日野車体 1998年9月 広島県尾道市(尾道駅前)
日野の9m大型は、K-RD301から、中型のP-RJをベースとしたP-RK172BAに移行するものの、その後、純粋に大型車ベースのP-RU174AA/RT174AAが発売されるため、RKはごく少数にとどまりました。
中型準拠ゆえフレームつきシャーシで、側面の窓も小さく、またタイヤ直径も小さいなどの特徴があります。
#・・・のちに、日野からメルファが発売されるのは、偶然なのかどうなのか・・・。
採用事例は、通常の乗合用としては、東日本は旭川電軌のみ。西日本は阪急、尾道市、呉市、おおさきバス、大分バス、大分交通程度だったはずです。どういうわけか広島と大分に偏っていました。
余談ですが私が見ることができたのは、これと大分だけでした。
・尾道市交通局 日野P-HT233BA +日野車体 1998年9月 広島県尾道市(尾道駅前)
そんなふうに、RKがあまりに有名なため、非常に目立たなかったのがこちら。
通常のP-HTです。そんなに数は無かったと思います。
仕様の面では、上のRKとあまり変わらないことがわかります。