北村のモノコックボディといえば、
この車両を未だ取り上げていませんでした。



・常磐交通自動車 いすゞK-CJM500 +北村 2004年5月 福島県いわき市
いわずと知れた常磐交通のいすゞCJMへの架装例で、1983年式です。
この年、それまでの予燃焼室エンジン搭載のCLMに変わり、CJMを7台導入しますが、他の6台は川重架装なのに対し、この1台だけ北村を架装していました。
同社の北村モノコックの大型は昭和50年代になると少数派となっており、他には
BU10Dが1台存在する程度。同車と比べると、前面方向幕が大型化しているのがいちばん目に付く差。
また、バンパーの位置も下がっており、前面が、なんとなく間延びした感じになっています。
この大型幕は、
新潟交通、山形交通、秋田中央交通にも例があったと思いますが、系統幕が分割されていたのは、たしかこれだけだったはずです。