長崎電気軌道の旧型車の塗装は、緑とクリームのツートーンですが、
前面に赤い帯が入っていたことを、記憶されている方も多いかと思います。

・長崎電気軌道 305 1999年8月 蛍茶屋

・長崎電気軌道 367 1999年8月 浦上車庫前

・長崎電気軌道 504 1999年8月 浦上車庫
上から、赤帯が入っていた頃の、300形、360形、500形と代表的な3形態を並べてみました。
すでに赤帯のない車両が大半となっていた頃です。
この赤帯は、もともとワンマンカーであることを識別するためにつけられたものです。
しかし、一部の保存目的の車両を除いて非ワンマンの車両などとっくになくなっていたので、塗装簡略化のために廃止されました。
この、ワンマンカーを識別する帯というのは、他の都市でも見られたもので、割とありふれたものだったようです。そんな中で、路面電車で緑とクリーム色の塗装を採用していたところでは、京都市電、名古屋市電、仙台市電で、同様に赤~橙系の色の帯を入れていました。補色の関係にあるのは、やはり目立つということなんでしょうね。