日本国内の一般人の間にインターネットというものが普及し、その中でバスに関する情報が増え始めたのは、だいたい1997~8年頃だったと記憶しています。その状況の中で有名になったのが、滋賀交通の三菱MR系2台でした。MR系が遅くまで残っていた事業者というと、
コトデンバスが知られていたのですが、これがネットの時代にはタッチの差で間に合わず、この滋賀交の車両が一躍注目を浴びることになりました。同時に、これで同社の名前もバスマニアの間に知れ渡ったように思います。
ということで、私も1998年の秋に水口まで行ったのですが・・・



・滋賀交通 三菱MAR470 +三菱 1998年11月 滋賀県甲賀郡水口町
このように中途半端に並べられていて、スッキリとした写真を撮ることは叶いませんでした。
三菱MR系は1960~1977年に製造された大型車で、MRはリーフサス車、MARはエアサス車となります。それに続く数値が470の車両は、軸距5400mm・全長10.76mとなりますが、この数字の意味は正直よくわかりません ※。
滋賀交通の車両はそのなかでも最終グループにあたるもので、リアから見るとエンジン付近の開口部が小さくなっています。
サブエンジンクーラー+メトロ窓と上級な仕様(・・・これは同社では桁外れの高級車だったらしい)で、かつては草津駅まで乗り入れていたのではないかと思いますが、撮影時の路線は微々たるものになっており、車両も中型車(MK517J)が主力となっていました。
ところで、この車両、たしか1976年式と言われていました。ですから撮影時の車齢は22年となります。
当時は全国でも屈指の「古い路線バス」でしたが、いまでは、22年前というと1991年式・・・この程度なら在籍している事業者はざらにあります。いかに15年で車齢が伸びたのか、ということを感じますね。

・構内に停められていた、年代物の三菱製ダンプ車
※2013年12月14日 記述内容を修正しました。