今年最後に臨時でもう1回、富士重工のバスの話題を。
大分交通の路線の中で、近年マニアの注目を浴びているのが、別府駅~APU(立命館アジア太平洋大学)を結ぶ路線。従来、空港連絡バス等を転用したものなど特徴ある車両が配置されていましたが、最近は一般的な路線車仕様の車両が徐々に増えています。同社の一般路線車で大型車は、長らく4台だけという状態が続いていましたが、ここに来て、思わぬ展開となってきました。
この一般路線タイプには移籍車が何台か入っています。
いずれも、もと神奈川中央交通の車両で、まず新エアロスターが入りました。
そして、この度登場したのがこの車両。
・大分交通 いすゞKC-LV380L +富士7E 2013年12月 大分県別府市
富士7Eを架装した、いすゞLV。1998年10月製です。
APUまでの道は、急勾配が連続するので、V8エンジンを持つこの車両が選ばれたのでしょうか?
2台ほどが移籍しています。
カーテンの増設、行き先表示のLED化といった改造を受けていますが、特徴あるバンパーはそのまま。
また、前面の扉側にある運賃支払い方法の表示窓には、ICカード「めじろんnimoca」のステッカーが貼られています。