私鉄の雪掻車については、
新潟交通電車線のキ116、
津軽鉄道のキ101を、とりあげたことがありますが、
本日は、こちらを取り上げたいと思います。
・弘南鉄道大鰐線 キ105 1999年5月 津軽大沢
弘南鉄道大鰐線の雪掻車、キ105です。
これも、もとは国鉄のキ100形ですが、前記2社のものより若干新しく、1937年苗穂工場製。
新潟交通のものとは、前頭部の形状に違いが見られます。
原型は、TOMIXの香港貨車でおなじみの、前方に三角形に尖った操作室になっていました。
機関車側妻面の通常窓が設けられているところに、大きな張り出しがありますが、これはく手ブレーキのカバーでしょうか。
旧車番はキ157で、弘南鉄道で入籍するのは1975年2月のこと。先に弘南線に入線していたキ104の続番ということで、この番号になりました。必ず、
ED22 1とペアを組んでいます。