ただいま、こんなものを製作中です。

先月、ちょっと触れたように、車両の製作を一旦、中断して地面を作ることにしました。
作成するのは、ここ。

神奈電のメインターミナル、平塚中央であります。
国鉄東海道線平塚駅には道路の関係で乗り入れることができず(・・・非常に細かなことになりますが、東海道線平塚駅の東京側にはかつて斜めに横断する踏切があった)、駅前広場の一角に面したところに独自の駅舎があるという想定です。位置関係は、JR豊橋駅と豊橋鉄道の新豊橋駅を想像していただくと解りやすいかと思います。
私鉄らしい頭端式ターミナル・・・たとえば、新岐阜(名鉄)、忠節(同)、新清水(静鉄)、武生新(福鉄)、高松築港(コトデン)、中央前橋(上毛)、電鉄姫路(山陽)といったところをイメージしています。
現在制作中の部分は、全体の2/3。路面モジュール規格(310×210mm)に一応従い、これを3っつ繋げて、最終的な完成形となる予定です。
現在は、ユニトラックとフレキシブルレールで線路を敷設し、ホームの土台を作った段階。
ホームは製作中で、GMの都会型島式ホームを採用しています。
ところで、この製品。買ってきてから解ったのですが、ホームの幅よりも上屋の幅ほうが小さくなっています。
そこで、上屋の幅に合わせて、ホームを35mmに狭めてあります。
駅舎そのものは、これを使う予定です。

GMの車上駅と中型駅を切り継いだものです。
ストラクチャーの製品が少なかった30年以上前、これはビル建築の代表で改造例も(グリーンマックスのカタログなどで)多く、ある意味、憧れの製品でした。
ターミナル駅を作るなら、これを建てたいと思って幾霜月。これまた、ようやく実現の運びとなりました。
線路と駅前広場の位置の関係で、駅舎の位置が線路に対して斜めになっているのが特徴です。
ところで、後先考えずにビルを建てることにしたものの、平塚駅周辺といえば、梅屋にラスカ(・・それに神奈電の設定年代なら長崎屋も)がある状態で、こんな床面積の限られた建屋で、一体のなんの商売をするというのやら・・・これは完成したら、ちょっと悩むことになるかも。
とりあえずは2か月後の完成を目指して。
今回、これを作成するにあたって、どうもいろいろ疑問が出てきてしまったので、思い切って現地を見てきました。
思ったよりも地形が複雑・・・この結果、平塚周辺の路線の修正も。それはまた、いずれ。