今や北海道の路線事業者の中でも、数少ない自社発注車で勢力を固めている旭川電気軌道ですが、
かつては、ある程度の移籍車が在籍していました。

・旭川電気軌道 三菱P-MP218P改 +呉羽 1999年5月 北海道旭川市
1990年代末に在籍していたのは、当時の移籍車市場では主流だった、もと神奈川中央交通の車両。
日野HT22と三菱ブルドック、そしてエアロスターKの3種類がありました。
軸距5.8mの車両ですが、製品ラインナップに加わる前で、軸距6.0m車の改造扱いだったクルマです。
「P改」などと呼ばれていましたね。
当時、地方都市でも積極的にノンステップ車の導入を進めていた同社。
車齢は比較的若く、移籍車は昼間行ってもほぼ走っていなかったことを思い出します。