琉球バス交通 日デKC-UA460LSN・KC-UA460NSN +富士7E
琉球バス交通には、結構な数の富士7E架装車が在籍しています。
このうち、移籍車に関してはもと東急と京急が主力。一方、関東地方でも特にヘビーユーザだった西武バスの車両は、中型の8Eはそれなりにあるものの、7Eとなると少数派で確認しているのは2台のみです。

・琉球バス交通 日デKC-UA460LSN +富士7E 2012年4月 胡屋(沖縄県沖縄市)


・琉球バス交通 日デKC-UA460NSN +富士7E 上:2012年4月 県庁北口交差点(沖縄県那覇市)
下:2014年11月 沖縄県中頭郡読谷村
登録番号は近接していますが、仕様は異なっています。
沖縄200か882は軸距5.24mのL尺車。23番・具志川線など具志川と那覇を結ぶ路線に充当されているようです。
一方沖縄200か886は軸距5.55mのN尺車。1999年4月製で、西武の7Eではこの年度だけの装備であるコーナリングランプがついています。2012年の撮影時は28番読谷線に充当され読谷から那覇まで出てきましたが、2014年の撮影時には62番中部線(読谷~カデナ~伊佐~コザ~楚辺)の系統板が取り付けられていたので、現在は那覇に出てこないのかもしれません。
両者とも、車内は座席などを一部変更していますが、中扉はパイプで仕切ってあるだけです。