拙ブログでは珍しい系統の車両の話題でも。
北陸新幹線の開業に伴い廃止される在来線特急の「はくたか」の話は、既にあちこちで語られていますし、このブログ主の手に負えるものでもありません。ただ、改めて感じるのは、北越急行の所属車輛「スノーラビット」に関する独特の人気です。

・北越急行 クロ681-2001 2008年7月 越後湯沢

・北越急行 クロ683-8001 2008年7月 越後湯沢
地方の第3セクターが保有する特急電車、それも交直流車で160km/hという唯一無二の点が、魅力であったのだと思います。それは、普通の私鉄の特急電車と異なり、むしろ架空鉄道で妄想しがちなJRに伍する私鉄電車という、マニアの夢でもあるのでしょう・・・・最も、これを架空鉄道で展開すると、シラケがちではありますが。
現実には、この車両の保守はJR西日本に任せていて、北越急行では手におえないこともあり、北陸新幹線開業でJR西日本に移籍することになります。
個人的には、この車両を見ると、小林信夫氏がTMS1997年6月号(No.627)で発表したフリーの14m級特急電車を思い出します・・・シル・ヘッダー付の旧型車の前面だけICE風に変えたぶっ飛んだものがありまして、強烈な印象でした。ああいうのを見ると、私もたまにはフリーの特急電車のも作ってみたい・・・と思ったりしますが、前提をいろいろと考えずに、楽しくなれる作品というのも、いいものですね。
話がそれましたが、北越急行は何度も乗っていますが、その目的地が十日町(・・・EKK)やら直江津(・・・マルケー)なので、いつも普通ばかり。特急は4回くらいだったと思います。ゆえに、とくに沿線で写真を撮るということもなく、こんなのを湯沢で撮っているくらいでした(・・・これも、大概はEKKのバス撮影のついで)。
フラッグシップは無くなりますが、新たな目玉「超快速」で一味違う鉄道として健闘してほしいと思うところです。