資料館本館
本サイト
創作鉄道資料館 出版部門 創作鉄道資料館出版局(BOOTH) 拙作を頒布中です。 特別企画 台北近代建築 ※現在、コメントとトラックバックは管理者の承認後の掲載となっています。従って、書き込み後暫く時間がかかることを、ご承知ください。 ※当ブログに対するご意見、ご要望などは こちらから、お願いいたします。 なお、リンクフリーです。 ※当サイト内の画像、文章等の無断転載を禁止します。 カテゴリ
全体 鉄道(旧形電車) 鉄道(近代形電車) 鉄道(その後の電車) 鉄道(電機、貨電、貨車) 鉄道(非電化) 鉄道(海外) 鉄道施設 鉄道(その他) 路面電車・低床電車 バス(日野車体) バス(富士重工) バス(三菱/呉羽) バス(川重/IK/IBUS) バス(北村、西工、東特) バス(その他) 台湾のバス バスのある風景 模型・神奈電・架空の鉄道 言いたい放題 そのほか おしらせなど 未分類 以前の記事
2026年 04月 2026年 03月 2026年 02月 2026年 01月 2025年 12月 2025年 11月 2025年 10月 2025年 09月 2025年 08月 2025年 07月 2025年 06月 2025年 05月 2025年 04月 2025年 03月 2025年 02月 2025年 01月 2024年 12月 2024年 11月 2024年 10月 2024年 09月 2024年 08月 2024年 07月 2024年 06月 2024年 05月 2024年 04月 2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 10月 2022年 09月 2022年 08月 2022年 07月 2022年 06月 2022年 05月 2022年 04月 2022年 03月 2022年 02月 2022年 01月 2021年 12月 2021年 11月 2021年 10月 2021年 09月 2021年 08月 2021年 07月 2021年 06月 2021年 05月 2021年 04月 2021年 03月 2021年 02月 2021年 01月 2020年 12月 2020年 11月 2020年 10月 2020年 09月 2020年 08月 2020年 07月 2020年 06月 2020年 05月 2020年 04月 2020年 03月 2020年 02月 2020年 01月 2019年 12月 2019年 11月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 08月 2019年 07月 2019年 06月 2019年 05月 2019年 04月 2019年 03月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 最新のコメント
最新のトラックバック
外部リンク
検索
ブログジャンル
画像一覧
|
Esslingen GT4
2015年 05月 25日
![]() そのようなわけで、ドイツの近代型路面電車=デュワグカーといった誤解もあるかと思います。しかし、同社の採用例は地元のルール地方やその南のヘッセン州などで多いものの、他所では別のメーカーが手掛けた車両が数多くあります。とりわけユニークな車両なのが、バーデン=ヴュルテンベルク州のエスリンゲン機械製造所(Maschinenfabrik Esslingen)が、その近くにあるシュトゥットガルト(Stuttgart)向けに製造したこの連節電車でした。 シュトゥットガルトは坂道が多いためボギー車による付随車牽引は不向きであり、最初から連節電車を模索しました。その結果、1959年からこの形式が投入されるのですが、その特徴は下回りにあります。 すなわち、2車体の連節でありながら、中間台車を廃止し代わりに前後の台車間にサブフレームを架け渡した点で製造コスト・保守コスト共に低下を狙っています。そして、出力100kwの主電動機を気動車のエンジンの如くサブフレームに取り付けて、カルダンシャフトと傘歯車で前後の台車の、それぞれ内側1軸を駆動する点にあります(同じ頃に製造された西ドイツの路面電車は、台車中央にモーターを1台配置し、両軸を傘歯車で駆動するモノモーター式が一般的)。 車体は全長18000mm 幅は2200mm、自重19.5t。モノコックのボディは片運転台・片側面ドア(先頭車体2ドア、後方車体1ドア)で、前後を絞ってあるのはドイツの路面電車らしいつくり。台車中心と車端間は4000mmと、デュワグなどの連節車よりは500mm程度長めになっています。総括制御が可能で、重連で使われることが多かったようです。 GT4とは4軸の連節車(Gelenktriebwagen)のドイツでの表記方法。そこにメーカーのエスリンゲンを冠して「MF. Esslingen GT4」などと呼ばれるようになったこの形式。1965年までに実に350編成が投入され主力車両となりました。 他の都市では、フライブルグが19編成、ザールラント州のノインキルヒェンが8編成、ロイトリンゲンが3編成を導入しています。これらは両運転台・両側面ドアになるなどの差がみられます。また、途中でエスリンゲン社が車両の製造を止めたたため、フライブルグ向けに製造された最後の8編成は、ラシュタット車両製造所(Waggonfabrik Rastatt)により製造されました。 その後、シュトゥットガルトはその路線網の殆どを1000mmゲージから1435mmゲージに改軌、専用軌道率を向上しシュタットバーンに改築してゆきます(2004年にシュトゥットガルト中央駅で垣間見た光景)。 これにより、この連節車も廃車になり各地に譲渡されてゆきます。当然ながらウルムやハレなどドイツの都市が多いのですが、そのうち1編成が当時、観光の目玉として世界の路面電車を走らせることを企画していた高知(土佐電気鉄道)へやってくることになります。 ![]() 台車の改軌(1000mm→1067mm)などの改造を経て、1990年8月から使用開始。車番は735となりました。 それから時は流れ、2014年4月。これら外国型電車を持て余し荒れるに任せていた土電から、目玉となる車両を探していた福井鉄道に譲渡され「レトラム」の愛称で使われることとなりました。 個人的なことを言うと、高知ではいつもトラバーサの向こうにいて、まともな外観を見たことはなく、ドイツに行った際に見た程度。今回、福井でじっくりと観察してきました。 ・丸さが印象に残る車体ですが、よく見ると窓の部分は平面で構成されていることがわかります。この、運転席両側の窓が開閉可能になったのは、高知に来て暫く経ってから(少なくとも1993年8月には改造されているのを確認)のようです。 ・扉は、外側に開く両開きのスウィングドドア。ホームとの間には板が渡してありますが、これは福井に来てからつけたもの。この電車はツーマン運転なので、車掌が手足で動かしています。中扉だけを使用し、運転席横の扉は営業時は閉鎖されています。 ・パンタグラフは三脚の如く下が太くなっていくタイプ。欧州の電車ですから抵抗器は屋上搭載ですね。 ・そして、台車は車体に隠れて殆どわかりませんが、ドイツらしく、積層ゴムで軸箱を支持するシェブロン式です。 ・側面の方向幕も、ドイツのままの模様。車内側にも同じ表示が出ます。 2014年は営業運転区間が、赤十字前以北の路面区間に限られていましたが、今年は武生始発に。鉄道線区間は駅を通過するので種別は「区間急行」になりました。 ・・・とはいっても、上りは神明で後続の普通に追い越されるなど、至ってノンビリ運転ですが・・・ドイツの路面電車らしいきびきびした運転を期待すると、ちょっとはずれですね。 ![]() ![]() 扉の「SSB」は、路面電車~シュタットバーンを運営するシュトゥットガルト電気軌道(Stuttgarter Straßenbahnen AG)のこと。行き先表示はケルター広場(Kelterplatz)となっていますが、他のものもあるのかどうか。そして、窓下の広告「Möbel Center Wössner」は家具屋(同社の公式サイト?)のようです。 それにしても、第一報を聞いたとき、こんな複雑な機構の電車を、よく福鉄も購入したなあと思いましたが、案の定、不具合多発となってしまいました。今年は安定した走行をしているようなので、このまま続いていったなら・・・と思います。 そして、できれば200形も・・・。 ・土佐電気鉄道 735 2枚目 桟橋車庫 1990年8月 撮影 ・福井鉄道 735 1枚目 三十八社、9枚目 市役所前、 他は神明 いずれも2015年4月 撮影 ・参考文献 小林茂「西ドイツの路面電車【終】」 鉄道ピクトリアル218号(1968年12月)
by hiro_hrkz
| 2015-05-25 00:45
| 鉄道(海外)
|
Comments(0)
|











