今回、八重山行きの最大の目的。
推測がついた方も多いかと思いますが、今年6月に運行がはじまったカリー観光の路線バスでした。
同社は沖縄本島の豊見城市内に営業所を構える貸切事業者ですが、その後、石垣島に進出。
当初、貸切のみでしたが、移転した空港と離島桟橋をノンストップで結ぶ乗合バスを申請しました。
しかし諸般の事情で認可がなかなか降りず、今年漸くスタートしたという状況です。
現在のところ、本島と先島に拠点を持つ唯一事業者となりました。

・カリー観光 日野KL-HU2PREA +日野車体 2015年9月 離島桟橋(沖縄県石垣市)

・カリー観光 日野KL-HR1JNEE +日野車体 2015年9月 沖縄県石垣市
現在6台の乗合車を保有しています。
うち3台は、一時期、那覇空港でPeachのランプバスとして使用していたものを転用したもの。
ここで挙げたのは、もと京浜急行のブルーリボンシティのワンステップ・長尺車と、HR10.5mで、どちらもそんな転用車しです。2台共に、背もたれが高めのよい座席がついているので、空港連絡路線には向いているでしょう。
ミンサー号という愛称がついていますが、窓の下の帯は、本物のミンサー織の画像をパターン化したものを貼り付けているようです。色が茶色なのは「カリー」だからなのかどうか・・・(カリーは目出度いを意味する沖縄のことば「かりゆし」が由来ということですが)。
6台のうち、基本的に使われているのが、この京急の日野2台と、もと遠鉄のエアロスターM、もと知多バスの新エアロスターの4台。西武→伊豆箱根のUAワンステップは稼働率が低めの模様で、座席がよいものを優先的に使っているのでしょうか?
京阪宇治のRNは、予備の予備・・・といった状況のようです。
さて、空港と離島桟橋を直行で結ぶため、「特急」と称しています。
石垣島の老舗でライバルの東運輸に「準急」があるので、名称の面でも対抗しているのでしょう。
走行ルートは東運輸と若干異なり、離島桟橋を出ると730交差点を曲がり、平得(旧空港入口)まで真栄里バイパスを通ります。直行で30分と早いのはこのため。
現状では、1時間に空港線準急・空港線普通・白保線×2の4本を走らせる東運輸が優勢のようです。
同社は空港・桟橋ともに職員を配置し、空港側は常にバス停にバスを横づけ。満員となればすぐに続行便を出すという鉄壁のディフェンス体制を敷いております。今後、どのようにカリー観光が攻めるのか・・・見守りたいところです。