全国的にバス事業の一部を独立させた「分離子会社」というものが見られます。
かつて、自治体がバスを貸し切って路線バスを走らせる「貸切代替バス」(通称:21条バス)という制度があった頃には、そのために事業を切り離すという例がありました。
岩手県交通の場合、遠野営業所がこの例で、1986年に早池峰バスとして分離され、貸切代替バスを運行することになります。

・早池峰バス いすゞK-CCM410 +川重 1995年8月 岩手県遠野市
画像は20年前に遠野市街で見た、いすゞの中型車K-CCM。
CCM、K-CDMとあわせて岩手県交通全体でそれなりの数が導入された型式ですが、バスの色は銀と水色の県交通オリジナルカラーではなく、白地に紺のストライプの国際興業グループ貸切カラーとなっていました。
路線バスであっても免許上は貸切ゆえ・・・ということなのでしょう。

・早池峰バス いすゞKC-LR333F +IBUS 2012年9月 岩手県遠野市
それから17年後。再訪すると、やはり貸切塗装の車両が並んでいました。
画像はKC-LRの短尺・トップドア車。
近頃、多彩な移籍車両で注目される岩手県交通グループですが、ここは無縁のようで、
他には、橙や青の単色に塗られたエルガミオなどが在籍していました。