世の中には同一もしくは似通っていて紛らわしい事業者名というのは幾らでもありますが、
こと乗合自動車に関して言えば、「備北」ではじまる2社は代表的な事例でしょう。
一方は、このブログでも何度かとりあげた、備北バス。「備中の北」の名の通り岡山県の高梁市・新見市等に路線があります。
そしてもう一方が「備後の北」、広島県庄原市に本社を構える備北交通。広島電鉄系列の事業者です。
とはいうものの、その車種構成もあって、庄原あるいは三次といった同社の主要エリアに足を踏み入れたことはなく、広島バスセンターに出てくる急行路線で見た程度。
ここで見るのは、大概が貸切・高速系の車両なのですが、以前は、こんな車両も運用されていました。

・備北交通 日野KC-HU3KMCA +日野車体 2000年8月 広島バスセンター附近
KC-のブルーリボンです。
トップドアで高出力エンジン・エアサスを装備、窓はメトロ窓で座席もハイバックシートという仕様は
まさに「昔ながらの中距離路線バス」という感じがしますね。
実際、この車両で、広島~庄原を国道経由で結んでいたので、運用の面でも「昔ながら」と言えそうです。
この車両は、そんな仕様を持つ最後の1台。
現在は、路線は高速道路経由となり、こちらは大学の送迎輸送専門になっているようです。