いきなりですが、画像の車輌、車種が何だかわかりますか?
↓

一瞬、
九州産業交通 P-U32Lを思い出させる車輌ですが、なんと いすゞP-LV314Lです。
羽後交通横手営業所所属の車輌で、もと小田急バス。
原形は、フツーの角ライト、角フォグランプでしたが、
この車輌は、丸目である上に、ライトケースが富士5E以外のモノを嵌めているため
非常に違和感のあるスタイルになっています。
さて、LVで丸ライトになっているのは、このほか、
北海道中央バス P-LV214N、
秋田中央交通 P-LV314Lで1台づつ確認されています。
但し、後者は、この車輌と同じ小田急出身なので後天的改造です。
前者も、製造番号などから、後天的改造だと考えられます。
この改造は、ヘッドライトケースだけを交換したものと考えがちですが、
フォグランプも角ライトである点を考えると、辻褄が合いません。
それでは、どうしているのか・・というと、以下の画像をご覧下さい。

検査中の車輌です。
このように、ヘッドライト周辺が一体で外れるようになっています。
類推するに、このユニットを丸ごと取り替えているわけですね。
同じ例としては、逆に丸目から角目になった
関東鉄道 P-U32Kも存在します。