東日本を中心に点在する臨海鉄道。
その多くは、「国鉄の貨物輸送の一部を行う」という性質と、貨物主体で重量級の車両の使用に問題がないことからか、国鉄のDD13に類似した55tクラスのディーゼル機関車を使用しています。
しかし、構内入替等に殆どの事業者で、これよりも小さい機関車を保有していました。

・福島臨海鉄道 DD352 1996年9月 小名浜
福島県の浜通り地方、泉~小名浜を運行する福島臨海鉄道には、こんな35t機が存在していました。
1962年日本車輌製で、セミセンターキャブ。どうも、前後でボンネットの高さが違って見えます。
最大寸法は11050×2600×3700mm(長×幅×高)で、期間はDMH17SBでした。
自社発注ではなく、もとは八幡製鉄(→新日本製鉄)の車両。通称「くろがね線」や製鉄所構内の専用鉄道の為に多数のディーゼル機を持っていた同社は、他の専用線や鉄道会社に多数の車両が移籍していますね。
撮影した1996年9月の時点で、既に使われていなかったのか、構内の奥(海側)に台車を外されたDD50と共に置かれていました。この画像は、その時の写真を引き伸ばしたものであるあため、状態が悪いことはご容赦のほどを。