魑魅魍魎の車種構成で知られる大分交通のバスから
本日は三菱ふそうのこの車種を。

・大分交通 三菱ふそうK-MK116J +呉羽 2000年8月 大分駅前


・大分交通 三菱ふそうP-MK116J +呉羽 上:1999年8月 下:2001年8月 大分駅前
大分交通の路線バスは1980年代には既に中型を多数導入していたようです。
ふそうの路線バスで、最初にスケルトンになったMK116系も幾つか見ることができました。
いちばん上は昭和54年排ガス規制(K-)適合車、残り2台は昭和58年排ガス規制(P-)適合車です
(両者の違いは、前面の通風孔の位置に現れる模様)。
P-のほうが屋上に広告枠を載せているので、逆に古めかしく感じるところです。
大分交通は大分・別府が前中折戸、そのほかがトップドアというのが基本でしたが、この型式に関しては前中扉しかなかったようです。
さて、大分交通は、大型は少なかったものの、9m大型はそれなりの数が入っていました。
全国的に見ても少数派の三菱ふそうMMも導入されています。

・大分交通 三菱ふそうP-MM116H +呉羽 1999年8月 大分駅前

・中津観光バス 三菱ふそうP-MM116H +呉羽 2001年9月 中津駅前(大分県中津市)
パッとみただけではMKと区別がつきませんが、こちらの方が幅が広く長い、タイヤハウスも大きいことが解ります。
下の1台は、分離子会社の中津観光に異動し、帯の色を一部変更して使用していたもの。
仕様からして、大分・別府地区から転属したものと思われます。